MCUで3番目くらいに観たのがドクストのサドル・ドーナツです。
今回はあの二人の共演!? 『ドクター・ストレンジ&ドクター・ドゥーム』の紹介です。
作中や、インタビューでも触れていますが、この二人は初期の頃に老ジェンギスという魔術師に出会っていて、今回の話で、二人はその時にニアミスをしていたということになり、そしてその老ジェンギスの計らいで共闘することになる。
これまた古めのドクター・ストレンジとドクター・ドゥームの話や、ネイモアの短編も読める一冊となっております。
あらすじ
ドクター・ドゥームは夏至の前の夜になると、母の魂を取り戻すために死者の国の軍勢との戦いを繰り広げていた。その戦いにドクター・ストレンジも参戦することに。果たして死者の国の主メフィストを倒すことはできるのか──
まさに異次元
今回は完全に魔術メインの話でして、しかも死者の国という異次元で戦うお話ですので普段と勝手が全く違います。敵がうじゃうじゃいるし、親玉メフィストはえぐいほど強いしで苦戦します。しかし、ストレンジの勇気とドゥームの知略によってメフィストを打ち破ります。
ドゥームのドゥームらしからぬ献身が彼らを勝利に導いた時、やっぱりこのヴィランは底が見えないなーと思いましたね。単なる我欲で行動してるんじゃないんですよ。彼なりの正義があって行動してるんですよねー。そこが彼のカリスマ性に繋がるのかなぁと思いました。
ヒーロー/ヴィランの再定義
今回はストレンジとドゥームのオリジンに触れる話でもありました。ドゥームは母親との話で、ストレンジは死者の国での幻覚を相手する過程で描写されました。
ヒーローやヴィランを突き動かすのは、やはりあの時踏み出せたかどうかなんですよねー。
ストレンジはエンシェント・ワンと共に己の内に良識の光を見つけ、ドゥームは苦痛に耐え鎧を身に纏った。その事実を見直すことが、ヒーロー/ヴィランにとって先に進む勇気になりますし、我々読者にとっても彼らはそういうヒーロー/ヴィランなんだとキャラクター性を再確認することができます。
繰り返しオリジンを突きつけるのはこういう意味があるのでしょう。
時系列の繋がり
今回ありましたよ。メインの話の後に収録されてる1983年の『ドクター・ストレンジ』#57で、ジメインとマーガリという女魔術師が出てくるのですが、これが『X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト』に収録されているドクター・ストレンジ登場回で出てきたナイトクローラーの恋人と義母なんです。
『X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト』の記事はこちら↓
あの時の事件をストレンジが言及してるなんて、そしてあの時出会ったキャラがこんなところで出るなんて、世界観と時間軸の繋がりを確かに感じます(マーガリのキャラこんなんだっけ? とはなったけども)。
アメコミはこうやって色んな所に繋がって、ユニバースを作っていくんですねぇ。
