SaBaCaN ~趣味の缶詰~

とりあえずは自分の趣味に対するレビューを書いていきます。

ニンジャスレイヤー(3)〜ラスト・ガール・スタンディング(ニ)〜を読んで〜サプライズニンジャスレイヤー理論〜

 ドーモ、サドル・ドーナツです。

 前回からの続きです。

sabacanning.hatenablog.com

 サブタイにも書きましたが、如何にニンジャスレイヤーが面白く、またかっこよく出るかが、この『ニンジャスレイヤー』の読みどころの一つになっています。

 まぁ、本筋の話になるとそんなことは言ってられなくなりますが。

あらすじ

 ヤモトが友人たちと遊びに来たカラオケ・ステーションに現れたのはソウカイ・ニンジャとなったショーゴーだった。彼は、ヤモトのニンジャの力を狙ってソウカイ・シックスゲイツのソニックブームが来ていることを知らせ、彼女を逃がそうとする。だが時既に遅し。ソニックブームが2人の前に現れ──

無情で非情なネオサイタマ

 ニンジャの業に呪われた2人の高校生の悲しき物語です。ニンジャのソウルに秘められた暴力性が2人を日常から遠ざけ、苦難の道を歩ませるのです。おぉ、ブッダよ!寝ているのですか!

 それはニンジャスレイヤーも例外ではなく、まだ若いヤモトを殺すことを躊躇いますが、己の内に潜むナラクがそうはさせないのです。憎しみと甘さとも取れる慈しみの間に挟まれ、地面を殴ることしかできないフジキドのなんと哀れなことか。あまりに強く見えるニンジャスレイヤーのヴェールの内を我々は窺い知ることができるのです。

 ニンジャスレイヤーといえば『イヤーッ!』を始めとした語録のイメージが強く、ハイテンションなイメージを持つ人が多いとは思いますが、実は多くの悲しみに塗れた重苦しい復讐譚なんですよねー。この記事を読んでるあなたも読んでみましょう。実際面白いので。