SaBaCaN ~趣味の缶詰~

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ニンジャスレイヤー(4)〜アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ〜を読んで〜狂人が一人いたら実際三十人いる〜

 ドーモ、サドル・ドーナツです。

あらすじ

 ヤクザが蔓延り、そのヤクザを恐喝するニンジャ。また別の場所ではニンジャを装った強盗団が悪事を繰り返す。マッポー的所業が横行するネオサイタマシティ。果たしてこの腐敗した都市が生み出した狂人はニンジャスレイヤーただ1人なのか──否、狂気に身を任せ、ニンジャを狩るヤクザ天狗がいた!

マッポーめいたネオサイタマの日常

 時系列シャッフルの関係で、冒頭でニンジャスレイヤーが生死不明になっていますが、ネオサイタマは変わらず営みを続けます。そんな営みの中でニンジャに恐喝されているヤクザを助けるためにヤクザ天狗が登場するのですが……こいつに関しては本当に狂っていますね。コワイ! でもニンジャじゃないからアンブッシュも厭わないのは正直かっこいいです。

 場面は変わってニンジャを偽る3人兄弟の強盗団。しかし、マッポに追われる内に2人が死亡。その2人がニンジャになってしまうという悲劇が繰り広げられます。

 ヤクザ天狗に助けられたヤクザと、虐殺を繰り返すニンジャ強盗団。この二者が出会った時、どんなドラマが繰り広げられるのか……そしてニンジャスレイヤーは本当に死んでしまったのか……以上が4巻ですねー。

 どんなに漢気を見せてもどうにもならない無情の世界。それでもその漢気は誰かの心を動かす。そんな人間の泥臭い美しさがニンジャスレイヤーの根底には流れていると思います。