SaBaCaN ~趣味の缶詰~

とりあえずは自分の趣味に対するレビューを書いていきます。

X-MEN 6 ジェノーシャの死闘を読んで~VS反ミュータント国家~

 移転したミスドにシェイクが売っているか気になるサドル・ドーナツです。

sabacanning.hatenablog.com

 前回から引き続き『エクスティンクション・アジェンダ』編です。ニューミュータンツ誌、X-ファクター誌、アンキャニーX-MEN誌が合わさって一つの壮大な物語を紡ぎあげている、実にアメコミらしい構成です。

X-MEN 6 (マーヴルスーパーコミックス)

X-MEN 6 (マーヴルスーパーコミックス)

  • 小学館集英社プロダクション
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あらすじ

 ミュータントを、国家への忠誠心を刷り込んだミューテイトへと改造し、奴隷のように働かせる反ミュータント国家ジェノーシャ。ジェノーシャ政府軍によって連れ去られたストームとニューミュータンツのメンバーもまた改造されそうになっていた。果たして彼女達は無事脱出することが出来るのか。その頃、X-MEN、ニューミュータンツ、X-ファクターの合同チームは、囚われた仲間を救うためにジェノーシャへと上陸していた──

ミュータントVS国家

 めちゃくちゃ恐ろしい話ですよ、この長編……死んだはずの男キャメロン・ホッジの見た目も醜悪極まりないですし、その所業もあまりに残酷です。表向きは裕福な国ですが、その裕福さは奴隷となってしまったミューテイト達の働きを踏みにじって出来上がったものです。一般ジェノーシャ市民の子供達が当たり前のようにミューテイトを「使う」前提で話をしているのを見て吐き気を覚えました。

 この話のややこしいところは、相手が国家であることです。X-MENが勝利したとしても、それは「ミュータントは国家転覆を成し得る存在だ」と世の中に喧伝することに他ならないのです。こうして世界の更なる反ミュータント感情を煽ることすら計略の内なのです。

 ミュータントの立場は、これほどまでに厄介なバランスの上に立たされているのです。

 果たして、どのようにミュータントは生き残るのか、次巻『エクスティンクション・アジェンダ終章』をお楽しみに、というわけです。

続くストームの受難

 いやいやまさか、そんな不可逆っぽい改造なんてされてるわけないじゃ……されてるーっ!

 またストームが身体変化系デバフを食らってる……笑い事ではないですぞ。

 X-MENのリーダーだからってことなんでしょうかね、今まで紹介したX-MENの単行本全部で酷い目に遭ってる……しかも今回は取り返しのつかなさそうな改造を施されてしまっている。

 アメコミってキャラクターに対して結構容赦ないですよね、今回のハボックもなんか知らんけど洗脳されて兄のサイクロップスと戦わされてますし、モイラはシャドウキングに洗脳されてますし、洗脳祭です。死な安の精神なんですかね、時々死にますが。

 現在X-MEN側がかなり劣勢ですが、ここから巻き返せるのか。

 次回に続きます。