散々な目に遭うストームに同情する男、サドル・ドーナツです。
またまた前回に引き続き、『エクスティンクション・アジェンダ』編です。本のサブタイにもあるように今回で最後です。
いやぁやはり3誌同時進行はボリュームがありますよ。視点もいっぱいありますし、キャラクターもいっぱい出ますし読みごたえがあります。
ただ、これをリアルタイムで追っていた本国の人達は大変だったんでしょうね、何せ3つも雑誌を追わなくてはいけませんですし。
と、当時の読者に想いを馳せたりなんかしました。
あらすじ
突入部隊を含めたミュータントチームの半数はジェノーシャ軍の虜となってしまった。
ミュータントを裁く裁判が行われる中、だが残ったチームは作戦を実行する。反撃の狼煙は確かに上がっていた。
いよいよ終幕
いや1号で残り半分組も捕まっていますやん……まぁほぼほぼ全員捕まり、ケーブルとガンビットの合わせ技でなんとかなります。ストームといい鍵開け技能が必須すぎるこの環境。しかしながら、残り半分組の潜入も無駄ではありませんでした。そのおかげでハボックの洗脳が解けたので。
そして、ジェノーシャの反ホッジ戦力が反旗を翻します。前々から張られていた伏線が回収され、ストームが復活。あと奪われていた能力も復活。X-MENが攻勢の構えに入ります。ここら辺のカタルシスが良い。
サイクロップス、マーヴルガール、ハボック、ウルヴァリンでの猛攻はなかなかに激アツでしたねー、ウルヴァリンだけ第2世代ですが、とにかく絵面がかっこいい。サイクロップスとハボックのコンビ技も良い。これまで溜めに溜めた分戦闘に力が入りまくっています。巨大なキャメロン・ホッジをボッコボコに解体していくのはめちゃくちゃ楽しいです。
あと、最後の最後に張られた伏線、あれはウォーロック復活の兆しでしょうか。このシリーズでは回収されないんだろうなー……後々死の意味が失くなるのでなんとも言えないですよねぇ、ミュータントの死亡は。
X-MENのパワー
X-MENの話は特に道徳的に考えさせられる話が多いイメージです。今回の話は奴隷解放という強いメッセージが込められています。人種によって差別がされるべきではないですし、ましてや奴隷にすることは許されないことだ。たとえどれだけ富んでいても、その下に踏みにじられる奴隷がいてはならない。
現実の社会の悪を糾弾するメタ的なパワーが、X-MENにはあるのだと思います。
次回もまた、X-MENです。お楽しみに。
