SaBaCaN ~趣味の缶詰~

とりあえずは自分の趣味に対するレビューを書いていきます。

ニンジャスレイヤー(5)〜ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ〜を読んで〜イントゥ・コトダマ空間〜

 ドーモ、サドル・ドーナツです。

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 ネオサイタマの日常にニンジャスレイヤーが割り込む形の前回とは違い、今回はニンジャスレイヤーの復讐譚中心に進んでいきます。

 時系列は飛び飛びですが、そこは飲み込んでいきましょう。

あらすじ

 病に冒された師を救うべく、ジャーナリストであるナンシー・リーと共に暗黒メガコーポ・ヨロシサンの第一プラントへと侵入せよ!

豊満は伊達じゃない!

 今巻はナンシー=サンが大活躍ということもあって電子戦が中心になっています。と言っても、フィールドがコトダマ空間に置き換わっただけで、絵面的にはいつものように格闘戦です。実際は超高速タイピングによる高度なチャット戦が行われているのですが、それだと生体LAN端子を持たないニンジャスレイヤーがタイピングするだけになってしまうので。

 ただ、ナンシー=サンはコトダマ空間上ではニンジャスレイヤーを凌ぐ実力を持っておりめちゃくちゃかっこいいカラテを見せてくれます。

 もちろんニンジャスレイヤーもかっこよくて、フォレスト・サワタリとの投擲合戦はめちゃくちゃ迫力があります。この作品ではバトル中同じ行動の繰り返しが出てくることが多いのですが、それを感じさせない絵の力が感じられます。

 バイオニンジャを倒し、ワビサビを感じるニンジャスレイヤー。この物語は復讐譚であり、常にその復讐の意味を問われているのですが、ニンジャスレイヤーはその度に覚悟を決めるのです──己の妻子の姿を思い浮かべて。その悲しいまでの一途さもニンジャスレイヤーの魅力です。

 次巻は『ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ』が完結し、さらには2部のエピソードが載っているというかなり変則的な巻になっていますが、かなりの名作エピソードなので乞うご期待。