サブタイは『嘘』ですがこの記事はガチです、サドル・ドーナツです。
えー、今更を超えた今更ですが、『劇場版 チェンソーマン レゼ編』のレビューです。
別のブログで投稿してたものを移したので、6ヶ月ほど遅れでのレビューなんですねー。え、もう半年経つんですか。時間の流れは早いですねー。

完!全!昇!華!
いや〜まじでよかった!
チェンソー! 鮫! 恋! 血! ボム! 台風!
等々の要素を豪快にぶちまけ色付けし、マジで派手に原作を映画として昇華してましたねー。シャークネード部分は鳥肌止まらないレベルで盛られてて原作既読勢でも大興奮な仕上がりでした!
僕は思うんです、原作付きの作品って当然原作の後に出る物じゃないですか。ですから原作を超えて然るべしだと思うのですよ。この映画はそれを体現してくれた! すごく嬉しいです!
具体的に言うと、バトルというかレゼのアクションがとんでもないことになり、ビームくんの耐久力がとんでもないことになってます。ボム移動とボムパンチがいちいちかっこいい!
なんかこう、チェンソーといったらこうぶった斬るよなぁ!!? とか、ボムだったらこう爆ぜるよなぁ!!? みたいに誰もがイメージするかっこよさを映像に落とし込んでました。
ストーリーの方もすごかったですよねー。原作からすごかったのでそりゃあすごいんですがね。要所要所で良い演出をしてくれるのですが、それが後々巧く回収されるんですよねー。プールのシーンがここまで綺麗に演出されるのは、やはりバトル最終盤のあの海に沈むシーンがあるからこそなんですよねー。といった具合に、後々になって見返すと別の見方ができて楽しい映画ですよねー。
JANE DOEの誤謬
こっからは映画というか原作の話にはなってしまうんですが、やはりこの物語を象徴するのはレゼの最期のセリフ。
私も学校行った事なかったの
デンジに対してしてきたことは全て嘘、レゼはそう言った。でも彼女は電車には乗らなかったし、小さな嘘をついていたと暴露する。それはつかなくてよかったはずの小さな嘘。
これが強調されることによって我々はレゼの心境を疑わなくてはならなくなるんです。どこまでが嘘だったのか──どこまでが本当だったのか。でも真実は掴めないんです。この問いは2部で明示されない限り彷徨い続けるのです。
そうやって我々がレゼを想い続けることで彼女はヒロインとして完成するのですよ。
チェンソーと、ボムと、恋と、花と、そして嘘。
レゼ編はそんな映画でした。