好きなサメ映画は『メガ・シャークvsグレート・タイタン』、サドル・ドーナツです。
『不思議な国のアリス』とか、『白雪姫』、『アラジン』、『リトル・マーメイド』を観て育った絶妙に昔を語れて変に醸成されてしまったDオタです。
もちろん、ピクサーも観てました。『トイ・ストーリー』とか『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』を観てました。
そんな男が今回、わたビバこと『私がビーバーになる時』を観て来ました。
以降、ネタバレありで語っていくぅ!

あらすじ
祖母との思い出の森が高速道路計画で消えてしまう! 大学生メイベルは、極秘のプロジェクトによるロボット技術を使い、精巧に作られたビーバーのロボットに精神を移し、動物達を呼び戻して森を救おうと画策する。
しかし、メイベルは動物界のルールに翻弄されていく──
ピクサーのセンス・オブ・ワンダー
そうそうこれこれ! というような、誰もが思い描く『夢』を実現してくれるのは流石ディズニー&ピクサーといったところか。
いや、素晴らしい。見事に可愛くも若干ブラックな動物達の世界を描いてくれた。やっぱワクワクしますよ、野生動物の世界は。
野生動物の世界を描いたといえばこちらも↓
『野生の島のロズ』ではその雄大さを描いていましたが、わたビバはもっとこう戯画的な、哺乳類の王キング・ジョージを始めとしたキャラクター達の可愛さに焦点を当てた感じでした。もふもふとしていて、それでいてもっちりとしたキャラの一挙一動に可愛さが込められています。謎の騒音の元凶を特定する時の一連の動作なんかは特に可愛くもあり面白くもあって観ていて飽きませんでした。
あと設定が良かった。動物達の評議会があるのですが、各類からそれぞれ王が出ると分かった瞬間、そう来たかと膝を打ち、ワクワクしながらその大掛かりな登場シーンを見守っていました。そういうのってドキドキするのが子供心ってやつじゃん? その時ばかりは僕は少年に戻っていましたねー。
圧倒的に『転』
物語の中盤、起承転結の転が訪れるのですが、これがまたぶっ飛んでいまして。
評議会でメイベルは市長ジェリーが森を壊そうとしていることを訴えます。そして鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫の王達からジェリーの計画を阻止するため協力を得られるよう説得します。
が、説得し過ぎてしまい、話はジェリーを殺害する方向に転がってしまいます。流石にそこまでは求めていなかったメイベルは加熱した王達を再度説得しようと試みますが、つい昆虫の女王を潰してしまいます。
そうして、メイベル達は他の類の動物達と決定的に対立することに。
先んじてジェリーに警告をしようとするメイベルでしたが──
もうここら辺は笑いが止まらなかったです。ここまで話を転がすか!? めちゃくちゃ驚きました。
しかし、映画で戦乱が起きるとわかると、人は興奮するものなんですね。何が起きるか予測できない展開にやはり笑いが止まりませんでした。
視点の妙
ジェリーに警告しようとしたメイベルは、車の中で仲間と共にジェリーを待ち伏せ。スマホを奪い取り、文章で意思疎通を図る。
なんだかどこかで観たようなベタな展開(具体的にどこで観たかはわからないが。強いて言うならX-MENの2作目のラスト?)。しかし、何もわからないジェリー視点から見ると動物が復讐しに来て、自分の名前と住所まで把握されているというホラー展開。ジェリーはめちゃくちゃビビります。
この両者のテンションの違いがものすごく面白くて、本当笑いが止まらないんですよ。お互い真面目にやってるのに笑えて来るのは、やはり無敵のシチュエーションです。
もうここからがめちゃくちゃでして、車でとにかく逃げるジェリー。しかし、追っ手の鳥達が海から何かを引き上げます。
サメです。
巨大なサメです。
もうめちゃくちゃですこの映画。ここまで来ると本当に先の展開が読めなくて楽しかったです。
しかもここからもう二、三転くらいします──ですが、ここからは是非劇場で観て頂きたいです。
いや、本当、破茶滅茶面白いんです。
最後に
ディズニーというか、ピクサーってこんなに遊んでいいんだな……と、変に見直してしまった映画でした。
いやマジで、サメとかが序章になるレベルで話がヤバくなるんで、それでいて最後は泣けるんで、是非今のうちに劇場で観てみてください。
是非。
是非是非。
