スマホカバーはヴェノムのサドル・ドーナツです。
今回はX-MENから離れ、ヴェノムです。
どうやらこの話がヴェノムにとって初主役のミニシリーズとのことです。
ヴェノム誕生のきっかけはマーベル グラフィックノベルコレクションの36号『バース・オブ・ヴェノム』で読めたり、初期の話は『ベスト・オブ・スパイダーマン』で読めたりします。
今回はそれらの少し後の物語となります。
あらすじ
スパイダーマンとの戦いを終えたエディ・ブロックは、生まれ故郷であるサンフランシスコへとやってきていた。そこで人生をやり直そうとするエディだったが、謎の組織に襲われるホームレスを助け、彼らが住まう地下都市に辿り着く。
地下都市を巡る陰謀に気が付いたエディだが、首謀者の策略により捕らえられ、共生体の種子細胞を採取されてしまう。
彼らはこの危機から脱することができるのか。そして地下都市の“残虐な守護者(リーサル・プロテクター)”になることができるのか?
エディとヴェノムのタッグ
共生体(この頃はシンビオートという呼び方ではないらしい。翻訳の問題かな?)ヴェノムのスパイダーマンを除いた初代宿主であるエディ。(実は、直前にデッドプールが寄生されていることになってたりする)
彼の出自は幼少期からヴェノム寄生の直前まで余すことなく語られますので彼のパーソナルを知るのにはもってこいの一冊です。
スパイダーマンに前妻の命を救われた彼は心を入れ替え無垢な人々を守ると決めたようです。しかし、過去に殺人を犯したエディを信用しきれないピーターはサンフランシスコに赴きます。そこでヴェノムと衝突しながらも共闘することになるのですが、ここら辺に今回の話のキモがありそうですね。
罪ある者はヒーローになれるのか?
今回の話は、力を持ったことで殺人を犯してしまった者に、チャンスはないのか、というテーマも含まれています。
というか、現在進行形で悪者は殺すような暴力性を秘めた奴ではありますね、ヴェノムは。
しかし、人々が許さなくても、それでも償いのチャンスは巡ってくるのでしょう。そのチャンスをものにしたエディは地下都市のヒーローとなることができたのです。
ヒーローになるために必要な素質というのは、過去にあるのではなく、現在の心の中にこそ存在しているのかもしれませんね。
シンビオート・サーガ
今回の話で、共生体の数がドッと増えます。カーネイジはもう既に存在しているみたいです。
この時点でまだ名前はないですが、スクリーム、ラッシャー、ライオット、ファージ、アゴニーです。今回で死んだかと思われたのですが、実は生きていたみたいで、今後もこのマーベル・ユニバースを構成する一員として登場していくみたいです。
スクリームはPS5のゲームで、ライオットは映画一作目で登場したので馴染みのある人はいるのではないでしょうか。
今回はマーベル史の中でも結構重要なマイルストーン的な一冊でした。
