SaBaCaN ~趣味の缶詰~

とりあえずは自分の趣味に対するレビューを書いていきます。

高校生家族 5巻を読んで~めちゃくちゃ青春してるじゃねーか!~

 学祭準備中はマリオカートDSを友達とやってサボっていたサドル・ドーナツです。

前回の記事です↓

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 映画化するのはいいんですけども、尺足りますかね? ひとりひとりのパートは短いのですが、それを何人分もやるとなると、映画の尺じゃ足りなくないですかねぇ。ドラマでたっぷりやってもらいたかった気はする。

 まぁ、そこをどうにかした手腕を観るのも映画の楽しみの一つではありますので、期待して待っています。

 今巻の範囲は、連載で追っていてめちゃくちゃ楽しかった記憶があります。仲間先生は磯部磯兵衛の実績もあり、これは二発目にふさわしい作品だと盛り上がっていました。

 各々激動の5巻です。

一番脂ののっている二学期中盤

 連載は一年経った気もするが、高校はまだ二学期。

 もう完全に馴染んでいる家谷一家は誕生日をサプライズを迎えることに。しかし何故か全員日付が固まっていて、サプライズを繰り返す羽目に。

 バレー部の幽霊部員に、同僚・青山の再びの来訪、人気のバーチャルアマゾネスの正体、殺しあいのらせん、とにかく家谷家には色々起こる。

 そしてついに始まる文化祭。一年三組はカフェを開くことに。そして光太郎は後夜祭でバンドをすることに。しかし、そんな彼にトラブルが襲い掛かる――

春香の運命

 相も変わらず、色んな引き出しから笑いを持ってきやがる。僕はやはり前巻から始まった将棋編が好きです。

お前に初見で負けたあの日から駒を持つ手が震えるんだ

 前回春香に負けたトラウマが離れない将棋部主将・筧清司。しかし、それだけ春香が強いということでどうしても将棋部に入れたい彼は、春香を高校生以上が集まる対局会に連れて行きます。

 そこで女子高生三ツ矢舞と出会い一局打つことに。しかし、春香のあまりの強さに段々と顔色が悪くなっていきます。

あっ まちがえちゃったぁ!!

 そんな彼女を見かねて、春香は手加減をしようとします。

春香ァ!!

 しかし、それを見逃さない清司。まだ幼く、将棋をしてからも日が浅い春香はそれが相手にとって失礼に当たるとは気が付かなかったようです。

あたし…こんなこどもに手加減されちゃうんだ…

 春香は泣く泣く舞にトドメを刺します。

普通に部活動がしたかった…

 こうして春香は屍の山を築き、その頂点に立つ、将棋の覇道を歩む羽目になるのでした。

 いつも何事もうまくやっている春香が優秀が故に躓くという、まさかの展開。9歳に背負わせるにはあまりに重すぎる十字架なのがめちゃくちゃ面白いです。

 その後も舞とは交流があるのが、世界観の広がりを感じて良いです。

読者に襲い掛かる多角攻撃

 一郎の元同僚・青木。彼は高校で一郎がいじめを受けていると思い込み、目出鯛高校に潜入。

 幽霊部員・渋谷のレシーブ練習に付き合わされたり、大貧民で1のトリプルを出した一郎に襲い掛かる2のトリプルであったり、屋上に呼び出されまさかの告白を受けたり、そんないじめの現場を押さえて青木は社長に提出するのでした。

一郎君…

青春してる~~!

 そりゃそうだ。

 写真を収めたスクラップブックが思い出のアルバムにしかなっていませんでした。

 巷で流行りのバーチャルキャラ(現実で言うVtuber)・バーチャルアマゾネス。その正体は光太郎のクラスメイト・西進だった。

 見事その話し方から正体を見破った光太郎。西との絆を感じる光太郎だったが。

わかってくれたのは光太郎だけだよ

あと一郎さん

 西くんとの友情の間には何故か一郎が挟まるのでした。

 光太郎に先んじて西くんの親友面をする一郎(悪意0)がツボです。毎回毎回この親父は……

KIZUNA

 文化祭の出し物は大成功。

 ――でしたが、テニス部でバンドを組み後夜祭に臨もうとする光太郎に襲い掛かって来たのは他メンバーの骨折によるドタキャン。

 恐らく人生最大の危機に直面し、一人ステージに立つ光太郎の前に現れたのは部長―に扮した一郎。続々集まる部員に扮した家谷一家。

 ここまで来たからにはやるしかない光太郎は、自身が作曲した『KIZUNA』を演奏することに。

あぶね…今 家族との絆感じてた…!!

 自分の書いた歌詞と、家族との絆が重なり、光太郎は悶えながらも歌い続けます。

ぐおおああぁぁ!!!

 ステージは大盛り上がりで文化祭は終わりを告げます。

 行動力モンスター・光太郎の甘いんだか苦いんだかよくわからない青春。

 なんか、異常な環境の中でアオハルしてるという事実が面白いですし、光太郎が羨ましくなります。

 もちろん笑いは取りに行っているのですが、なんだか妙に真面目な話の方が多くなってないか? と変に不安になってくる5巻でした。