部屋がめちゃくちゃ汚いサドル・ドーナツです。
前回の記事です↓
『フェイタル・アトラクション』編、そしてマーヴルスーパーコミックスのナンバリングシリーズが今巻で完結します。いやー長かったです、X-MEN編。
まぁ、この後もX-MENでデカいのが待ち構えているんですが、ゴリゴリ進んでいきましょう。
あらすじ
攻撃部隊を結成し、アコライツとマグニートーをアバロンから引き離すプロフェッサーXだったが、マグニートーは難なくアバロンに帰還した。
そして始まる最終決戦。
勝利を掴むのはどちらの正義か――
正義の戦いに勝者はいない
戦闘は戦闘班に任せ、プロフェッサーXとジーンのテレパシー部隊は、マグニートーの精神に潜り込み動揺を誘う。プロフェッサーXが取った方策は、彼が嫌っていたはずの精神干渉だった。人の自由意思を脅かすような精神操作によって、戦いを有利に進めていく攻撃部隊。
しかし、形勢は逆転し、ウルヴァリンは骨格からアダマンチウムを剝がされてしまう。苦しむウルヴァリンを見て、プロフェッサーXは鬼神のような表情を浮かべる。
もう終わりだ マグナス…
NO MORE!!
ローガンで最後にしなければ!
これ以上、誰かを苦しめるな!
最早、話で決着をつけるには多くの命が散りすぎた。今までそれをしなかったことの後悔を口にしながら、とうとうマグニートーの精神を奪い去ってしまいました。
X-MEN達は傷ついたローガンを抱え、アコライツ側についたコロッサスは植物状態のマグニートーを抱え、この勝負は両者苦い敗北を喫することになったのであった。
結局、プロフェッサーXはマグニートーを自らのやり方で説き伏せることはできなかった。それほどまでにマグニートーの心には利己心や悪夢がこびりついていたのでした。
じゃあどうすれば正解だったのか。それは誰にもわからないのです。読者にだって分かりはしない。
正義と正義の諍いに答えは出ないのです。だからこそ、どちらも敗者となってしまった今回の結末は一層深い絶望を伴うことになったのです。
それぞれの決意
アダマンチウムを骨から剝がされ、回復力も減少し、以前ほどの力が出なくなったウルヴァリンはXマンションから去ります。
多分、力不足もそうでしょうが、自らの不甲斐なさがプロフェッサーXの引き金を引いたことが彼の中では響いているのでしょう。
彼はジュビリーに手紙を残し、一人バイクに乗ってどこかへと去ります。
それと同様に、コロッサスの別離も決定的なものとなります。
それまでプロフェッサーXを信じて止まなかったコロッサスは、妹の死を目の当たりにし、その理念に疑問を持ち始めます。
そして彼は本書の最後まで、その信頼を取り戻すことはありませんでした。
さよなら 偉大なるエグゼビア
妹の死を理由にあなたを非難しようとは思いませんが…
…あなたも あなたの理想を追い求めている仲間たちも…
…我々の種族を救う最善の手段をつくしているとは思えませんね
理想を現実にすることは大いに可能だとは思いますが、しかし、必ずできるとは限りません。彼は、現実に対処する確実な道を選んだのです。だけどそれを、その自由な選択を止めることが出来ましょうか。
なんとも苦い後味の残る結末なのでした。
次回は、まだ持っていない巻を飛ばして『スパイダーマン:クローン・サーガ』です。大物です。実際分厚い。
その後はまたX-MEN。『エイジ・オブ・アポカリプス 1』です。これも分厚い。
ではまた会いましょう。
See you again!
