コーレーグースの研究に明け暮れているサドル・ドーナツです。
ようやく『ヒーローズ・リボーン』編が終わり、しばらくは単発の単行本が続きます。僕的にも、シリーズものよりかは単発の方がやりやすくていいです。もっともっと色んなヒーローの作品が読めますしねー。
それにしたって一発目が結構異色の作品になりましたね。文字通りインヒューマンズという種族の物語を描いた『インヒューマンズ』です。謎多き彼の種族は何を思いながら戦いに臨むのか。かなり重厚なドラマとなっております。
あらすじ
成人の際にテリジェン・ミストを浴び、超能力を手に入れる種族インヒューマンズ。
とある年の儀式を期に、王座を狙うマキシマスは策略を練り、兄であり王であるブラックボルトを蹴落とそうと動き始める。地下労働者を率いてクーデターを起こそうとしていたのだ。
時を同じくして、マキシマスの計略により、地上の人類達が首都アティランに攻め入ろうとしていた。
双方向からの攻撃によりパニックに陥るインヒューマンズ。だが、ブラックボルトは何も言わず、ただ口を閉じているのみだった――
1種族を描く
MARVELのすごさを味わえる一冊ですね。
1人や1グループではなく、1種族を描いてしまうという描写力。
彼らの繁栄と暗部がリアリティを持って描かれていて、それを取り巻く政治的な思想も含めて、マーベル世界に更なる重厚感を与えてくれています。
このブラックボルトを含めたロイヤルファミリーの思考の違いが複雑なドラマを生み出していていいですねー。色んな人の意見に対して分かる分かる、と言いたくなってしまいます。その度にドギマギしてしまいます。
僕的にはカルナク推しですね。あんまり個人の戦闘とかない話ですが、『弱点を見抜く』能力がフルに生かされていて、満足です。
王
やっぱブラックボルトかっけー! 初めて見たのは『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のアレでしたが、その頃からかっこいいと思ってましたよわたくしは!
この物静かさを、ここまで重々しく描いてくれたのは感謝する他ありません。この後、イルミナティに入ってからはグループごと若干ポンコツになるんで、ここまでかっこいいのは邦訳だと珍しいかもしれません。『インフィニティ』の時はめちゃくちゃかっこよかったけども。
王としての生き様を貫く姿はほんと跪くほかありませんよ。ドラマも観たくなっちゃうなーこのコミック読んでると。
不思議な世界観とキャラクターを同時に味わえる名著ですよこれは。
次回、『アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!』です。
See you again!
