ビーストってニコラス・ホルトなんだということを最近知ったサドル・ドーナツです。
前回はヴェノムでしたが、また今回からX-MENです。しかし、このマーヴルスーパーコミックスのX-MENシリーズも終盤(まぁ、デカいのは幾つか残っていますが)。
『エクシキューショナーズ・ソング』から数号空けての話らしいのでちょっと話が飛んでいますが、これくらいは許容範囲です。解説もありますし。
『フェイタル・アトラクション』編の序章です。再び渦巻くマグニートーの陰謀にX-MENは立ち向かうことができるのか――
あらすじ
ストライフが遺したレガシーウイルスによってコロッサスことピーター・ラスプーチンの妹・イリアナは病床に臥せっていた。
X-MENの集合知をもってしても、レガシーウイルスには太刀打ちできず、イリアナの病状は悪化していくばかり。そんな彼女を思い、複雑な心境のジュビリー。
何もできない彼女はイリアナの傍にい続けるのだった。
一方X‐ファクターは、病院を襲撃したマグニートー派の残党、アコライツの捜索に乗り出していた。しかし、ミュータント問題担当官ヴァレリー・クーパーは、捜査にクイックシルバーしか参加させないという強硬な姿勢を取る。その姿勢に疑問を感じたX‐ファクターは独自で行動を続ける。
所変わって、任務を終えたX-フォースを待ち伏せしていたのは、再び現代に戻って来たケーブルだった。しかし、時を同じくして、強力なミュータント・エクソダスがキャノンボールとサンスポットを勧誘しにやって来た。
バラバラなこの物語は、やって来る嵐の予兆に過ぎなかった……
クロスオーバー序章
今回の『フェイタル・アトラクション』編もいくつかの雑誌がクロスオーバーしている巨大長編です。いくつかのチームの視点が一つの物語を紡ぐ、実にアメコミらしい展開の仕方です。
『X-MEN』と『アンキャニイX-MEN』で別の雑誌なのがものすごく紛らわしいですが、表紙や巻末で今自分が何を読んでいるか意識しておくと、ものすごくわかりやすくなります。
まだこのサーガは始まったばかりで、これがどういう話になっていくのかわからず、散漫に感じますが、後々に繋がっていく部分は多いのでなんとなく憶えておくのがいいでしょう。
マグニートーの影
さて、このシリーズの1巻ではマグニートーが退場しましたが、今回の話で生きていることがわかります。また宇宙に基地を構えています。
第1巻についてはこちら↓
そんなマグニートーの暗躍が、世界に影響をもたらしています。
マグニートーを崇め、その息子であるクイックシルバーを御子と呼んで敬うミュータント過激派のアコライツ。X-フォースのメンバーをマグニートー傘下へと勧誘したエクソダスなど、彼が動き出しているのが間接的にわかります。
そしてXチームの面々の心の中に疑念の種を撒きます。自分のしていることは正しいのか、プロフェッサーXの理念は正しいのか、人間に守る価値があるのか。Xメンバーの心は揺れ動きます。
正直、性懲りもなくセンチネル動かす人類は一旦痛い目に遭ってもらい所ですよね……虐殺装置を引き継ぐのはおよそまともではない。
さて、そんな疑念の種は花を咲かし、実をつけるのか――『フェイタル・アトラクション』編を読めば分かることなのでしょう。
ということで次回は『X-MEN 16 フェイタル・アトラクションⅡ 最期の闘争』です。
